おでかけニュース 【5月22日01時48分更新】

「健康脳」どう作る 富山で5日講演会

自身が制作したステンドグラスのランプや壁掛けを紹介する柳田さん=富山市五艘の自宅
 富大大学院生命融合科学教育部の市民公開講演会は5日、富山市の名鉄トヤマホテルで 「生涯健康脳の作り方」というテーマで開催、認知症予防などにつながる脳の機能維持に ついて理解を深める。95歳で元富大学長の柳田友道さんが趣味の道を究めることの意義 などについて講演するほか、県内外の研究者が脳科学の研究成果を紹介する。

 柳田さんは微生物研究の第一人者として活躍、東大を退官した後、富大で研究を続け、 1979年から85年までは同大学長、富山健康科学専門学校の校長も務めた。

 80歳を過ぎたころから木目込み人形を作り、孫には手製のひな人形や五月人形を贈っ た。ステンドグラスも学び、デザインに始まってすべての工程を自身が手掛けている。パ ソコン、デジルタルカメラにも80歳を過ぎてから挑戦した。

 柳田さんは心臓疾患、がんなどの病歴があるが「自分は多病息災」とし、趣味に打ち込 むだけでなく、1日1時間の散歩や昼寝、規則正しい生活を心掛けている。

 富大大学院生命融合科学教育部の津田正明教授は「障害の代償性から見える脳の力、そ の応用」、西野仁雄名古屋市立大前学長は「イチローとバット」と題して講演する。視覚 障害者のYOUTAさん(富山市)によるピアノ演奏も行われる。

 同大大学院生命融合科学教育部長の黒田重靖教授は「脳の活性化や脳の働きを解明する ことで認知症予防や抗加齢のヒントを得てほしい」と講演会の成果に期待している。


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