北陸新幹線の冬期間ダイヤを発表するJR西日本金沢支社の大路洋司副支社長=金沢市の同支社

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新高岡駅停車、平日ゼロに 北陸新幹線「かがやき」

2017/10/21 02:07

 JR西日本、JR東日本は20日、新高岡駅に毎日停車していた北陸新幹線の最速達便「かがやき」の臨時便1往復について、12月以降は土日の計1往復と年末年始、連休期間にのみ走らせると発表した。2015年3月の新幹線開業以来、かがやきは臨時列車という形で新高岡駅に止まり続けた。しかし利用が低迷し、新高岡駅の乗車人数も伸び悩む中、開業4年目入りを前にして平日運行がなくなることになった。

 

 JR両社が冬期間(12月1日~来年2月28日)の臨時便の運行計画を発表した。新高岡に停車する臨時便は午前7時22分新高岡発、東京行きの「かがやき536号」が土曜と年末年始、午後10時16分新高岡着、金沢行きの「かがやき539号」は日曜と年末年始に走る。

 

 金沢市のJR西金沢支社で会見した大路洋司副支社長は、平日運行をやめる理由を「全てのかがやきの平均乗車率が5割を超える一方、土日中心の運行に変更する列車は4割以下にとどまる」と説明した。

 

 北陸新幹線の利用者数は前年から微減で推移しており、JR西は臨時便ダイヤを需要に合わせて見直し、利用全体を底上げしたい考えだ。大路副支社長は利用促進に向けた富山県西部自治体などの取り組みに謝意を示した上で「より多くの利用が見込まれる日にち、時間に、限られた車両を投入したい」と語った。

 

 JR西によると、16年度の新高岡駅の一日平均乗車人数は1988人だった。来島達夫社長は18日の定例会見で「地元の強い思いも承知している。しかし乗車人数は開業以来、大きく変わらない状況にある」と述べ、利用が低迷しているとの認識を示していた。