人気の鋳物体験=昨年12月、高岡市内

新高岡駅利用ツアー、団体好調 北陸新幹線

2018/04/27 02:03

 北陸新幹線利用者増を目的とした高岡市、県と旅行会社の「新高岡駅商品開発プロジェクト」の団体客向けの旅行商品の販売実績が、昨年12月~今年3月末で約1万6千人(予約分を含む)と好調だ。団体旅行を企画する旅行会社に助成する制度を設けた昨年度の利用者9千人を大きく上回っており、市では食の魅力や鋳物、木彫など伝統産業を体験できる産業観光に人気が集まったとみている。

 

 市が県、JR西日本、大手旅行会社6社と連携して県西部を含む飛騨、北陸地方を巡る27種類のツアーを昨年12月から販売した。新高岡駅を基点に、県西部の観光施設を最低2カ所訪れ、石川、福井、飛騨地方などを巡る。2月末までに1万1千人が利用し、3月は好天が続いたこともあり、5千人が訪れた。

 

 市総合交通課によると、春以降の商品で、立山黒部アルペンルートや世界遺産の南砺の五箇山、高岡の雨晴海岸(海越しの立山連峰)、輪島の白米千枚田などの北陸の自然の魅力のほか、高岡の鋳物体験などの産業観光を新たな魅力として加えた。JRなどの積極的な宣伝活動で関東、関西方面の観光客の関心が高まったとしている。

 

 高岡市では今後、個人向けの商品のほか、関係企業と連携して秋、冬の周遊コースの開発に取り組む。