新高岡駅の利用拡大へ決意を込める高橋市長(右から3人目)=高岡市の高岡商工ビル

新高岡駅、利用拡大へ誘客強化 「かがやき」臨時便減で期成同盟会

2017/11/04 02:05

 北陸新幹線新高岡駅「かがやき」停車実現期成同盟会は3日、同駅に停車する北陸新幹線の最速達便「かがやき」の臨時便が減便となることを受け、高岡市の高岡商工ビルで臨時総会を開いた。同駅の利用拡大に向けた運動の再構築を図り、観光誘客の取り組みを強化して「かがやき」定期便停車に向けて全力を挙げるとする決議を採択し、関係機関との連携を推進する方針を確認した。

 

 新高岡駅には2015年3月の開業以降、「かがやき」の臨時便が毎日1往復停車している。12月以降、臨時便の平日運行はなくなり、土日や連休期間のみの運行となる。

 

 一方、JR西日本と旅行6社、富山県、高岡市は「新高岡商品開発プロジェクト」を発足させ、首都圏からの誘客を促し、新高岡駅の利用拡大を目指す。

 

 同盟会長の高橋正樹高岡市長は「JRの企画で特定の駅の利用促進を図る試みは初めて。関係者が一体となってプロジェクトを進めたい」と話し、2023年春に予定される敦賀開業や大阪までの全線開業を見据え、中長期的な視点で「かがやき」定期便の停車を粘り強く求めていくとした。

 

 橘慶一郎衆院議員、堂故茂参院議員、県西部地域公共交通活性化議連会長の米原蕃県議、渡辺守人県議会副議長、曽田康司高岡市議会議長、川村人志高岡商工会議所会頭が順にあいさつした。

 

 今後の活動方針として、「新高岡商品開発プロジェクト」と連携し、県西部地域の観光素材の整備や開発、新高岡駅を起点とした周遊ルートの提案などに取り組むとした。

 

 意見交換で、川村会頭は新高岡駅を「飛越能の玄関口」としてPRし、広域での連携推進を呼び掛けた。石澤義文県商工会連合会長は新高岡駅と高岡駅間のアクセス向上や「はくたか」の利便性を高める必要性を訴え、米原県議は来年度新設される富大都市デザイン学部や有識者との連携にも取り組むことを提案した。

 

 同盟会は、JR東日本、西日本、国土交通省など関係機関へ「かがやき」の停車や「はくたか」「つるぎ」の運行改善など新高岡駅の利便性向上を要望する。