新資料に見入る来館者=高岡市立博物館

利長書状、家臣宛てか 高岡市立博物館、新資料展で初公開

2017/02/05 02:22

 高岡市立博物館の館蔵品展「新資料展」は4日、同館で始まった。高岡開町の祖、加賀藩二代藩主前田利長が家臣の駒井守勝に宛てたとされる書状が初公開されたほか、歴史資料や民俗資料など123点の未公開資料が並び、高岡の歴史を伝えている。

 

 初公開された利長の書状は縦36・2センチ、横91・5センチ。宛先に律令(りつりょう)制の八省の一つ「中務省」の職員「中務少輔」を意味する「中少」と記されている。仁ケ竹亮介主査学芸員によると、1601(慶長6)年から利長に仕え、越中の行政を担っていた駒井守勝を指し、知行地を分け与える武士の名を示すよう命じている。