水揚げされたブリ=1月、氷見市の氷見魚市場

「氷見寒ぶり」水揚げ最少 2万7125本、1月伸びず

2017/02/01 01:59

 氷見漁協は31日、今季の「ひみ寒ぶり」について氷見魚市場に同日運ばれた147本で出荷を終了すると宣言した。例年は2月中に終了宣言をしていたが、1月中は初めて。今季は昨年11月25日に2シーズンぶりに「ひみ寒ぶり」の出荷開始宣言が出されたが、累計本数は2万7125本と、商標登録した2011年度以降では、宣言しなかった15年度を除き最少に終わった。ただ、宣言前の11月1~24日分を含めると3万本以上の水揚げとなり、「全体ではまずまず」としている。

 

 16年度は例年並みの昨年11月25日に宣言し、順調な滑り出しを見せた。11月は8~10キロ前後を中心に計4237本で、12月も連日400~1100本の水揚げが続き、計1万6815本と14年度の約3倍となり、お歳暮や忘年会の需要に対応できた。

 

 ただ、1月に入ると6、7キロの小、中型サイズが中心となり、市場に運ばれる本数も1日100~400本前後にとどまった。31日に氷見漁協、仲買業者、漁業者などでつくる氷見魚ブランド対策協議会の判定委員会が「ブリの形も小さくなり、安定供給も一息ついた」と出荷終了を決めた。1月の本数は6073本だった。

 

 氷見漁協では「11、12月の総重量の累計は平年を上回り、大型サイズがそこそこあった」とし、市水産振興課では「1月以降は千本以上の水揚げが1日もなく、伸び悩んだ」としている。