|
|
富山のニュース 【8月15日01時09分更新】
水の大切さ忘れず 墓参用、無償で提供 富山の土屋さん
土屋さんの木造平屋建て自宅兼事務所は1995年10月10日午後4時ごろ、原因不 明で出火した。当時の最新のワープロや撮影機材など仕事道具を含め建物は全焼したが、 近所の人の発見が早く、けが人や類焼はなかった。土屋さんは、消防の懸命な消火活動や 住民の励ましに「いつか地域に恩返しがしたい」と考えていた。 自宅裏にある100基ほどの墓には備え付けの水道がなく、墓参シーズンに水を忘れた 家族連れが困る姿を多く見掛けたことから、土屋さんは「水をあげ続けることで感謝の気 持ちに変えよう」と思い立った。97年から軒先の蛇口に「ご先祖様(さま)へ水をどう ぞ」と記し、春、秋のお彼岸とお盆の時期に無料で提供している。 土屋さんは「提供し続けることで、火の怖さも忘れないようにしたい」と話した。
富山のニュース
|