富山のニュース 【5月4日01時29分更新】

小矢部産ソバが京都へ 営農組合が作付面積拡大、秋に初の県外出荷

京都へ出荷するソバの栽培予定地の状況を確認するアグリ・コラボ経田の組合員=小矢部市経田
 小矢部市経田の営農組合「アグリ・コラボ経田」が2010年秋に収穫するソバの実を 京都市の製粉業者に出荷することが、3日までに決まった。06年から裁培を開始したソ バを初めて、県外に出荷するもので、同組合は「小矢部を広めるチャンス」と意欲をみせ ている。

 アグリ・コラボ経田は04年に設立され、コシヒカリを中心に、ソバや古代米などの栽 培に積極的に取り組んでいる。このうちソバは、8月に大麦の収穫後の畑に種まきし、1 0月に収穫して、市内の製粉業者を通じて商品化してきた。

 新たに取引を始めるのは、関西で広くそば粉を扱う河村製粉(京都市左京区)。同社が 昨年、富山産のソバの実を仕入れ、そば粉にして販売したところ、味が好評だったため、 商社を通して県内の農家や組合から取引先を探していた。

 いなば農協(小矢部市)の打診を受けて出荷を決めたアグリ・コラボ経田は、河村製粉 の要望に応えるため、ソバの作付面積を昨年の5ヘクタールから8ヘクタールに増やし、 5トン以上の収穫を目指す。

 河村製粉の河村和男社長は「評判のよい富山産ソバの取引が増えることを期待している 」と話した。アグリ・コラボ経田の辻信明組合長は「小矢部市の農産物をアピールできる 絶好の機会。市の農業全体に波及効果が及ぶようにしたい」と意気込んでいる。


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