富山のニュース 【3月30日03時21分更新】

不二越工高V4 ロボットGPからくり部門

「からくり演芸館」を紹介する生徒(右から渡辺君、梅谷君、稲田君、西田君)=富山市の不二越工高
 27、28日に東京の科学技術館で行われた、第13回ロボットグランプリの大道芸ロ ボット競技からくり部門で、富山市の不二越工高情報機械科が4年連続5度目の優勝を勝 ち取った。出品作は手品をする仕掛けロボット「からくり演芸館」で、出場者のほとんど を大学生が占める中、ばねの独創的な使い方が高い評価を得た。

 渡辺龍太君、西田幸弘君、稲田佑也君、梅谷一也君の2年生4人が制作し、渡辺君と西 田君は2年連続の出場となった。

 大会は大道芸ロボット、ロボットランサー、ロボットスカベンジャーの3競技で、大道 芸ロボットはコンピューター制御部門と電気以外を動力とするからくり部門がある。

 からくり演芸館は、手品師が親ネズミをスカーフで隠すと子ネズミ3匹に変わり、入れ 替わったネズミ親子が互いを心配して探し回り、最後に舞台上で出合うまでを表現した。

 過去3大会は巻き取りバネ1個を使った作品だったが、今年は4個を連動させ、幕開き や手品師のお辞儀など複数の動作を織り交ぜた1分間にわたる仕掛けを実現した。

 手品に使うスカーフで確実にネズミが隠れるよう、バネで発電した小型扇風機で風を送 るなど、細かな工夫も凝らした。リーダーの渡辺君は、先輩たちが残した優勝作の技術遺 産が役立ったとし、「後輩には自分たちを超える作品で出場してほしい」と話した。


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