|
|
北陸の経済ニュース 【3月13日03時15分更新】
「研修労働」の費用負担 求人底上げへ石川県鉄工機電協
石川県鉄工機電協会は、県内の求職者の「研修労働」を支援する。企業で働きながら、
就業に必要な知識や技術を習得できるようにするため、新年度事業として求職者を受け入
れた企業に人件費や研修費を負担する。石川の1月の有効求人倍率は北陸三県で最も低く
、雇用の底上げを図りたい考えだ。事業ではハローワークを通じて求職者を受け入れた場合、最大で人件費250万円、研 修費120万円を負担する。「研修労働」は4月から1年間とし、研修内容は各企業で計 画する。募集するのは原則1企業1人で、事業終了後に雇用するかどうかは企業側で決め てもらう。 企業側にとっては、経費負担なしで求職者の資質や能力が見極められるメリットがある 。同協会は3月から受け入れ企業を募集し、12日までに機械産業分野で金沢市や小松市 などの22社を内定した。県の委託を受けて実施する。 北陸三県の労働局によると、1月の有効求人倍率(季節調整値)は福井0・64倍(全 国2位)、富山0・57倍(同7位)、石川0・48倍(同17位)だった。同協会は「 石川の製造業は一部で回復の兆しが見られるが、先行きの不透明感から新卒や中途採用に 慎重になっている」として事業実施を決めた。 土肥淳一専務理事は「石川の基幹産業であるものづくりを守るため、技術を継承する若 い人材の雇用を積極的に推進したい」と話している。
北陸の経済ニュース |