石川のニュース 【8月15日01時27分更新】

「吟と舞」詩情豊か 金沢城オペラ祭 県吟剣詩舞道総連盟「天・地・人」

詩情豊かな吟と舞でふるさとの心を表現した出演者=金沢城公園三の丸広場
 金沢城公園三の丸広場で開催中の金沢城オペラ祭2010(同実行委員会、北國新聞社 、財団法人県芸術文化協会主催)は14日、県吟剣詩舞道総連盟の「吟と舞の夕べ〜石川 の天・地・人〜」が開かれた。雨上がりの城郭を背に、7流派・会派の約370人が吟詠 、剣詩舞四十八番を壮大に繰り広げ、ふるさとの心を示した。

 夕闇に浮かぶステージは、北陸岳水会の女性会員による「能登の海に」で幕を開け、ふ るさとをテーマに、能登の海や白山など自然を賛美した「天」、源平合戦や武士道を表す 「地」、偉人の漢詩や俳句をつづる「人」の3部構成で展開した。

 金沢城の舞台にふさわしく、渋川流剣詩舞道のメンバーが「あゝ金沢城」「白雲の城」 で凜とした演舞を披露。「前田利家公」では吟詠に合わせ、利家公にふんした田村天聖月 理事長が気迫の舞で観客を圧倒した。石川吟詠会、吟道錦城流、白鳥吟詠会、北陸紫虹会 、紫虹会金沢のメンバーも石川の詩情を豊かに表現した。

 フィナーレは「ふるさとは遠きにありて思うもの」の一節で知られる室生犀星の「小景 異情」を榊原岳水常任顧問らが朗々と吟じ、優美な舞とともに観客の心に迫った。

 金沢城オペラ祭は最終日の15日、正午から三の丸広場で第9回YOSAKOIソーラ ン日本海百万石会場が開かれる。


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