石川のニュース 【2月20日03時13分更新】

狩猟免許に支援金 中能登町、イノシシ被害に先手
 中能登町は新年度、イノシシによる農地被害を未然に食い止めるため、減少を続ける町 内の狩猟者の育成を支援する。有害鳥獣捕獲隊に入隊することを条件に、銃猟やわな猟の 免許取得の費用の一部を助成する計画で、町によると県内自治体では初の試みという。

 町当初予算案に狩猟免許取得支援助成金として15万円を計上した。町民が対象で、第 1種銃猟免許取得希望者に3万円、わな猟免許取得希望者に1万円を支給する。

 町によると、現在までに町内ではイノシシによる農地被害は確認されていないものの、 石動山周辺には足跡が残り、石動山系北側の七尾市内では既にイノシシの食害が広がって いる。

 一方、有害鳥獣駆除にたずさわる県猟友会七尾鹿島支部の会員は20年前の約150人 から、現在は50人に減少。高齢化が進んでいる上、実際に狩猟をしているのは40人で 、うち町民は10人という。

 免許取得の手数料と狩猟税を合わせた金額の半額程度を町が助成することになり、「有 害鳥獣対策に力を貸してくれる町民を募りたい」(農林課)としている。


石川のニュース