石川のニュース 【1月20日04時10分更新】

冬の水田、カモ調査 加賀の片野鴨池、30日に餌場観察

田んぼに水を送る児童=先月、加賀市大聖寺下福田町
 加賀市鴨池観察館と鴨池周辺地域資源保全会は30日、片野鴨池に飛来するカモの餌場 として冬場も水を張った田んぼに、カモがどの程度飛来しているかを初めて調べる。調査 結果は、2月に加賀で開催される全国的な「学習・交流活動」での発表資料となる予定で 、昨年末に田に水を張った同市大聖寺下福田町子ども会の児童らも調査に参加する。

 活動は「KODOMOバイオダイバシティ(生物多様性条約と生きものを守る子どもた ちの運動)」で、湿地の生物保全をテーマにした勉強会となる。今年10月に愛知県で開 催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に向け、これまでに沖縄県や 北海道など5カ所のラムサール条約登録湿地で開かれてきた。

 6カ所目となる鴨池での来月の活動内容は、鴨池周辺の散策や野鳥観察、鴨池の歴史を 調べる勉強会などが予定されている。

 子ども会の児童らは、自分たちで水を送った田んぼと水がない田んぼで、カモの定着の 違いを調べる。水のある方が餌を食べやすいとされ、湿地の重要性を発表する。

 同市鴨池観察館の田尻浩伸チーフレンジャーによると、1枚の田んぼには約15キロの もみが落ちており、カモ1羽が約100日生きられるという。同館には現在、マガモを中 心に続々飛来しており、夜は田んぼにも飛来する姿が見られるという。


石川のニュース