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石川のニュース 【10月16日03時34分更新】
治山社が事業停止 負債69億円、自己破産申請へ
関係者によると、治山社は15日を取引先への支払日としていたが、メーンの金沢信用 金庫から資金支援を受けられず、事業継続を断念した。代理人の西井繁弁護士によると、 自己破産申請は来週中となる見通しだ。 治山社は07年2月に金沢信金による60億円の債務免除を柱とした債務の私的整理を 行った。しかし、ピークの2001年12月期に約134億円あった売上高は、08年1 2月期に46億円余りに減少。3期連続で最終赤字を計上した。 私的整理に伴う経営改善計画では、09年12月期までに経常黒字化し、11年12月 期までに債務超過状態を解消する目標を掲げたが、09年12月期も黒字化が見込めず、 債務超過額は54億円余りに達していた。 治山社は1954(昭和29)年の創業で、2007年1月まで34年近く、現相談役 の奥田外世雄氏が社長として会社を率いた。奥田氏は長く金沢建設業協会の会長を務め、 地元業界に大きな影響力を持っていた。一時、奥田敬和元運輸相が社長に就き、奥田建衆 院議員が専務をしていたことから「政治銘柄」の建設会社と言われてきた。 治山社の経営破たんを受け、金沢信金は15日、取引先の資金繰りを支援する緊急融資 を始めた。元金の支払いを最長で1年据え置く。来年3月末まで扱う。16日から23日 まで特別窓口=0120(53)8552=を設置し、資金繰りの相談に応じる。
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