
藤子不二雄A氏
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氷見市出身の漫画家藤子不二雄A氏(73)を同市の名誉市民にしようという動きが、
氷見商工会議所内で出ている。今年は市制五十五周年の節目に当たるため、同会議所は、
忍者ハットリくんなどの作品でまちづくりにも貢献している藤子A氏の選定を市に働きか
ける。
氷見市の名誉市民は、四十八年間にわたって小規模学校に図書やテレビを贈り続けた安
部清氏=早借出身=の功績をたたえるため、一九九〇年に市が条例を制定して初の称号を
贈ったが、以後は誕生していない。
新たな選定については、坂田恒男市議が市議会六月定例会で質問した際、堂故茂市長は
▽市民のだれもが生き方の手本、理想としたいと思える人▽氷見市の名声を著しく高めた
人―を条件に挙げ、「ふさわしい人を推薦してもらえれば、新たな誕生もあり得る」と答
弁している。
氷見市内では、九二年に湊川に忍者ハットリくんのからくり時計、〇四年にはJR氷見
、城端の両線にハットリくん列車が運行したほか、今年三月には比美町商店街にハットリ
くんなどのモニュメントが建てられた。市は十月中旬、同市中央町に藤子A氏の作品を展
示するギャラリーを開館させる計画で、同氏も各事業に協力している。
氷見商工会議所は先の常議員会で事務局が藤子A氏の名誉市民の選定を提案し、賛同を
得た。同会議所は「藤子A氏の功績は十分に名誉市民の価値がある。今後の氷見市の発展
にも欠かせない」としている。